
理解を深める学習サイクル
大学での授業では教室や実習室で行う「講義・演習」と病院や施設といった臨地で行う「実習」があります。講義・演習で知識や思考過程、看護技術を身につけ、実習で実際の看護を実践し、学内で体験の振り返りを行います。講義・演習・実習のサイクルを繰り返すことによる、知識・体験・振り返りという学習プロセスがより深い理解へとつなげます。
共通の模擬家族で学ぶ醍醐味演習科目「看護学実践論」では、一つの模擬家族(畷家なわてけ)を柱とした授業を行います。家族が生活するなかで看護が必要とされる様々な場面について、各専門領域(基礎、小児、成人、老年、母性、精神、在宅看護学)の視点から学習します。看護の対象となる人々は、生活者であり、家族の一員であるという視点をしっかりと身につけることを狙いとしています。
看護の課題に対応した科目高齢化が進む現代社会において、病院の中だけでなく、自宅に戻ってからも病気や障がいと向き合っていくケースが増えています。そこで本学では、2年次に在宅看護学実習を配置し、早期に地域で暮らす療養者とその家族に触れ、在宅で生活するとはどのようなことかを考える機会を持ちます。また、「チーム医療論」や「医療リスクマネジメント論」、「暴力と看護対処論」といった科目を開講し、医療現場の現実的な課題に対応します。
カリキュラムを支える経験豊富な教授陣体系的に看護学を学ぶことの楽しさを伝えることのできる、教育並びに臨床経験豊富な教員が集まりました。教員は授業だけでなく、担任アドバイザーとして、学生生活から国家試験対策、キャリア支援までを含めた全面的なサポートを行います。厳しさの中にも温もりのある指導により、決して平坦とはいえない看護師への道のりを、学生・教員一丸となって歩んでいきます。


駅前1分
アクセス抜群のキャンパス
学園町キャンパス
JR学研都市線「四条畷駅」下車
東口階段を下りて徒歩1分
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